波動と九宮
-占断の心得-
一般的に、虫の知らせや胸さわぎといった予感とよばれるものとは、いったい何なのでしょうか。それは、その人が『今この時の気』をキャッチしている、ということなのです。何らかの波動がきている、ということです。予感というものは、漠然としており、その内容は明確ではありません。そして、はっきりわからない、ということが不安をもたらします。
現在起こっている周辺の事について、あるいは、これから起るであろう事柄について、今は何もないけれど何か気になってしかたがない、等の予感は、波動として我々に伝わってくるのです。この予感の内容は、占星術によって読み取る事が可能です。
その際、注意しなければならない事は、慾を出して、一〇〇%以上の事を知ろうとしてはいけない、という事です。大きな慾がでると、判断力を狂わせることになります。さわやかな集中力をもって占断する事が肝要です。
気の波動を読めば未来予知も可能
さて、占いは相談が来た時の年・月・日・時間をもって判断していきます。相談者が電話をかけてきた時は、いよいよたまらなくなってきた時です。それはキャッチした『気』が高まってきているという事です。
この波動を読むことで、未来予想として予知する事ができるのです。集中力とは意念であります。我々が何か行動を起こす時、念=意(こころ・意識)と身(体)という2つの陰陽の両輪が動いて、はじめて可能となります。
※中国の法華経の教えでは意・身の<二密>で表わされますが、真言密教ではこれに口(ことば)が加わり、いわゆる<三密>と表わされています。
この両輪を正しく動かすためには、練功(修業)が必要です。
練功(修業)について
練功する事により、身体そのものが意識となっていきます。つまり、意識の速さと身体が波動(気)をキャッチする速さにだんだん差がなくなってくるのです。身体そのものが、意識を受信するアンテナになるのです。
身体というアンテナで受けた波動の内容がテレビの画面のように見えてくる、これが霊視といわれる現象です。大きな地震の前には身体がだるく、眠くなり、気持ちが無気力となる人や、頭痛のする人も多くあります。これらも波動のキャッチの現象のひとつです。
ただ、すべての人がキャッチした波動を霊視できるわけではありません。しかし、気功や九気占星術によって、その内容を知る事はできるのです。すべてのものをさらけ出して見ることが占星術です。易しく、解りやすく、表面に出すのです。
竹は気をよく通す
その為の道具として、トランプ・念珠・サイコロ等がありますが、いちばん優れたものは、筮竹です。かつて、ワットが竹を電球のフィラメントに使用した事は有名です。電流をいちばんよく通す植物が竹なのです。電流をよく通すということは、気もよく通すのです。
ちなみに、鉱物では、金・銅となります。こうしてさらけ出されたものを、九宮と照らし合わせていきますと、その波動の内容が明らかになっていくのです。
九気の場によって、天地の波動をよむ
九気の場によって、天地の波動(人の運命・地形・天候・時期・霊的なもの等)までよむ事ができます。
そして、この盤(下図参照)を深く読んでゆけば、霊感力が増してきます。
九宮は東洋のあらゆる占星術の基本的出発点となっているのです。
※我々の運命を握るものは、本命星(生年の九星)と月命星(生月の九星)です(主に本命星)。
その星が、現在、九宮のどの場の支配を受けているかで、運勢の勢いを読むことができます。
<生年の九星の出し方>
生年に次の数を加減する。
大正 +4
昭和 -1
平成 -1
※元年は前の年号で、節分迄に生まれた人は前年で計算する。
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4 9 2 3 5 7 8 1 6 九星の定位置
強い場 山⇒沢⇒天
普通 中⇒風⇒雷
中=開花隆盛。山・沢・天に計画してきたこと、頑張ってきたことが結果としてでる。自分のしてきた良いこと、悪いことが平等にでる。あるいは全く新しい始まりの場。
雷=運の強い人は名誉を得る。良い縁もでるが、悪い人はその逆がでて病気等の因縁がでる。(癌の因縁を持つ人は必ずこの場で出る。)
衰運期 地⇒水⇒火
水=運気は休止する。その為に焦りがくる。体力・気力がおちる。お金をたくさんもっている人は出る年。
火=運勢は一時的に上昇するが、内面はまだ弱い。地・水と頑張って徳積みをしてきた人は、必ずここで名誉が上がる。しかし、悪いことをしてきた人は必ず警察問題になる。
東洋占星術で、宇宙空間と人を全て一〇〇%の判断をすることは難解ですが、プロになればかなりの判断をすることが出来るようになります。
占術料金
占術金額:10000円~(30分)
恋愛、仕事、家相、手相、等の運勢全般について。内容にもよりますが、1回につき最大項目は2つまでとなります。お問い合わせフォームにて詳細を記載下さい。